羊屋 白玉/サカタ アキコ/森 健人
羊屋 白玉(ひつじや しろたま)
「指輪ホテル」芸術監督。劇作家、演出家、俳優。2001年同時多発テロのさなか、ニューヨークと東京をブロードバンドで繋いだ作品以降、海外公演が続く。越後妻有アートトリエンナーレ、札幌国際芸術祭など、国内での芸術祭では、都市や自然の中で土地の方々と恊働しサイトスペシフィックな作品を発表。アジアと女性と舞台芸術の通奏低音を担うべく亜女会を設立。『ニューズウイーク』日本版の「世界が認めた日本女性100人」に選ばれる。
サカタ アキコ
造形作家。1992年武蔵野美術学園彫塑科在学中より「指輪ホテル」美術を担当。2010年動物モチーフを中心としたオーダーメイドブランド「DIET CHICKEN」始動。「アサクサコレクション2013」では手描きの鯉の衣装を製作、小島ケイタニーラブ作曲指揮のマーチング鯉バンドを結成し浅草の町を行進した。トクマルシューゴ主催「TONOFON FESTIVAL2010〜2017」ではコラボグッズを製作。
森 健人(もり けんと)
国立科学博物館・動物研究部 支援研究員理学博士。2015年東京大学大学院理学系研究科にてラッコの股関節に関する論文で博士号を取得。現在はフォトグラメトリーによる博物館自然史標本の3Dモデル化とその活用をテーマに研究している。なお、本展作品の一部は、JSPS科研費JP17K12967の助成を受けた研究の一環であり、成果の一部である。