イベント
文化の杜の音めぐり2020
「文化の杜の音めぐり2020」は、上野公園内にある文化施設6館(上野の森美術館、東京国立博物館、旧東京音楽学校奏楽堂、東京文化会館、国立科学博物館、東京都美術館)を会場として、東京音楽コンクール入賞者を中心とした特別編成でそれぞれ異なるプログラムをご用意しています。
当イベントは、“音めぐり”の名の通りコンサートホールから博物館へ、博物館から美術館へと来場者に回遊していただき、演奏を聴きながら様々な文化に触れていただくスペシャルコンサートです。会場となる6館を各日3ヶ所ずつ回り、上野公園の各館を素敵な演奏で彩ります。
出演者は、フルート三重奏や弦楽四重奏、木管四重奏、ソプラノ&バス&ギター、ピアノ・ソロ等、多様な編成で構成。上野公園を訪れる皆さまに非日常で特別な体験を提供いたします。
- 会期
- 2020年2月12日(水)・13日(木)
- 時間
- 各日11:00~・13:00~・15:00~
- 会場
- 上野の森美術館、東京国立博物館、旧東京音楽学校奏楽堂、東京文化会館、国立科学博物館、東京都美術館
- 会場の都合により、来場者多数の場合には入場を制限させていただく場合がございます。
- 荒天の場合、開催内容の変更・中止となる場合があります。
また、都合によりプログラム・出演者等は変更となる場合があります。
- 主催
- 上野文化の杜新構想実行委員会
- 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
- ※本事業は令和元年度文化庁国際文化芸術発信拠点形成事業です。
- 入場
- 参加無料
- ※但し、東京国立博物館、旧東京音楽学校奏楽堂、国立科学博物館は入館料が必要です。
- <入館料>
- 東京国立博物館/一般620円、大学生410円
- 旧東京音楽学校奏楽堂/一般300円、小・中・高生100円
- 国立科学博物館/一般・大学生630円
- 国立科学博物館、東京国立博物館は、特別展観覧券でも入館できます。当日に限り再入館が可能です。
(東京国立博物館は2月12日のみ正門プラザで、国立科学博物館は2月13日のみ総合案内で、当日の半券の提示にて再入場可能) - ※事前申込み不要。
- ◎「UENO WELCOME PASSPORT」を使ってお得に音めぐり
- UENO WELCOME PASSPORT(主催:上野文化の杜新構想実行委員会)は、2020年3月31日までの期間中、上野エリアの美術館・博物館の常設展や、恩賜上野動物園などに1回ずつ入場できるパスポート型共通入場券です。この一冊で「文化の杜の音めぐり2020」と上野エリアの文化施設をとことんお楽しみいただけます。
- 常設展等のみ 2,000円(税込)
- 特別展チケット1回券+常設展等3,000円(税込)
- ※販売場所等詳しくは、https://ueno-bunka.jp/をご覧ください。
- ◎「文化の杜の音めぐり2020」無料託児サービス
- 日時:2020年2月12日(水) ・13日(木)10:30〜16:00
- 場所:東京国立博物館正門プラザ内託児室(東京都台東区上野公園 13-9)
- 対象:3ヶ月以上〜未就学児
※「文化の杜の音めぐり2020」来場者、及び上野公園内の各文化施設ご利用の方のみ。 - 申込み:事前予約制、利用料無料。
※必ずお電話にてお申し込みください。 - ご予約:株式会社明日香 ご予約専用ダイヤル/0120-165-115(土日祝日除く 9:00~18:00)
2月12日(水)のプログラム
11:00〜11:20/フルート三重奏
出演者
伊藤優里
東京藝術大学音楽学部器楽科を経て、同大学大学院修士課程修了。第15回東京音楽コンクール木管部門第3位。第35回日本管打楽器コンクールフルート部門第1位。
畠山奏子
茨城県出身。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。東京藝術大学音楽学部同声会賞受賞、同声会新人演奏会出演。岡山フィルハーモニック管弦楽団首席フルート奏者。
細川愛梨
東京藝術大学音楽学部を経て、同大学院音楽研究科修士課程 修了。安宅賞、同声会賞、アカンサス音楽賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。洗足学園音楽大学 準演奏補助員。
曲目
クーラウ「フルート三重奏曲 ホ短調 Op. 86 No. 1 」 他
場所
上野の森美術館 エントランスロビー
13:00〜13:20/弦楽四重奏
出演者
関朋岳(ヴァイオリン)
第16回東京音楽コンクール弦楽部門第1位。現在、NHK交響楽団アカデミー生。東京音楽大学3年に特別特待奨学生として在学中。原田幸一郎、神尾真由子の各氏に師事。
山口絢(ヴァイオリン)
2歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学1年在学中。これまでに澤和樹、山崎貴子、ジェラール・プーレ各氏に師事。
中村詩子(ヴィオラ)
13歳でヴァイオリンからヴィオラに転向。第45回藝大室内楽定期に出演。小澤征爾音 楽塾オペラプロジェクトⅩⅥ,XVIIに参加。現在東京藝術大学3年。
藤森洸一(チェロ)
12歳よりチェロを始める。第73回全日本学生音楽コンクール東京大会大学の部にて第 1位を受賞。現在東京藝術大学2年在学中。松波恵子、河野文昭、渡辺辰紀の各氏に師事。
曲目
モーツァルト「弦楽四重奏曲第14番 K.387 「春」より 第1楽章」 他
場所
東京国立博物館 本館大階段
15:00〜15:30/ピアノ・ソロ
出演者
深貝理紗子
第9回東京音楽コンクールピアノ部門第2位。パリ・スコラ・カントルム音楽院コンサーティスト課程を審査員満場一致の最高評価で首席卒業。東京交響楽団などと共演
曲目
バッハ=ヘス 「主よ、人の望みの喜びよ 」 他
場所
旧東京音楽学校奏楽堂 2階音楽ホール
2月13日(木)のプログラム
11:00〜11:30/弦楽四重奏
出演者
岸本萌乃加(ヴァイオリン)
東京藝術大学附属高校を経て、同大学を首席で卒業。同大学院修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。東京音楽コンクール第1位。日本音楽コンクール第3位。1840年製Pressendaを貸与されている。
林周雅(ヴァイオリン)
全日本学生音楽コンクール大阪大会小学校の部2位・横浜市民賞受賞、高校の部第2位・東京藝術大学学部4年在学中。現在、篠崎史紀、長原幸太、ドンスクカン各氏に師事。
長田健志(ヴィオラ)
兵庫県出身。4歳よりヴァイオリンを始め高校一年生よりヴィオラに転向する。オーケストラやアンサンブルなどを中心に精力的に活動する。これまでに、ヴィオラを大槻桃子、大野かおる、市坪俊彦、各氏に師事。
蟹江慶行(チェロ)
2017年に東京芸術大学音楽学部を卒業し、現在東京芸術大学修士3年に在学。第68回全日本学生音楽コンクール第2位。チェロを林良一、高木俊彰、山崎伸子、中木健二の各氏に指示。東京交響楽団チェロtutti奏者。
曲目
ブリテン 「弦楽四重奏曲 第2番 op.36」
場所
東京文化会館 大ホールホワイエ
13:00〜13:20/木管四重奏
出演者
篠原拓也 (オーボエ)
東京音楽大学を首席で卒業。第9回東京音楽コンクール第2位。第21回シュガーホールオーディションにてグランプリを受賞。現在、静岡交響楽団1stオーボエ奏者。
下払桐子 (フルート)
国立音楽大学、同大学院修了。第85回日本音楽コンクールフルート部門第1位及び岩谷賞(聴衆賞)受賞。東京フィルハーモニー交響楽団フルート奏者。
杉山伸 (クラリネット)
桐朋学園大学卒業。1984~2017年まで、首席奏者として東京フィルハーモニー交響楽団に在籍。現在静岡交響楽団顧問。フィルハーモニーカンマーアンサンブル及びリサイタル開催において室内楽作品の演奏を続けている。
大森啓史 (ホルン)
東京藝術大学音楽学部を経て、同大学大学院を修了。千葉交響楽団ホルン奏者。エマーノン・ブラス・クインテット、エロイカ木管五重奏団、ナチュラルホルンアンサンブル東京、各メンバー。
曲目
武満徹 「波の盆より 」 他
場所
国立科学博物館 日本館2階講堂
15:00〜15:20/ソプラノ&バス&ギター
出演者
中江早希 (ソプラノ)
東京藝術大学修士課程音楽研究科声楽専攻独唱科、同大学院博士後期課程を修了。大学院アカンサス賞、三菱地所賞、道銀芸術文化奨励賞受賞。北海道上川郡鷹栖町ふるさと応援大使。
氷見健一郎(バス)
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程オペラ専攻修了。新国立劇場オペラ研修所修了。ANAスカラシップ生としてイタリア、ドイツにて研鑽を積む。
五十嵐紅(ギター)
東京音楽大学卒業。第27回スペイン音楽ギターコンクール第2位のほか5つのコンクールで優勝・入賞。クラシックのほか現代音楽の初演、自身も作・編曲を手がける。
曲目
武満徹 「小さな空」 他
場所
東京都美術館 佐藤慶太郎記念 アートラウンジ